インテリアのテーマは統一するべき!

おしゃれだと感じる家には統一感があります。まずは和風、モダン、カントリー調など様々なテイストがある中で自分がどういったテーマの家にしたいのかということを決めなければなりません。テーマが決まらなければどのような色やインテリアを合わせていけば良いのかはっきりせず、同じ色の家具であっても選択するデザインによっては希望するテイストに合わない場合も出てきます。かわいいと思って購入した家具があっても、部屋のテイストに合っていなければその家具だけ浮いてしまい悪目立ちしてしまうので注意が必要です。
統一感を出すためにはカラーコーディネートが重要です。カラーコーディネートと言うと難しく感じますが、ルールに則って色を選ぶことで誰でも簡単に統一感を出すことが可能です。基本的にはあまり多くの色を使いすぎず、使用する色味を限定することが大切です。
まずは一番広い面積を占める床や壁紙といったメインとなるベースカラーと、二番目に部屋の面積を占める大きな家具に使われるようなアソートカラーを決定します。そしてそれらを引き締めてくれるようなアクセントカラーを小物などで取り入れます。例えばナチュラルな雰囲気の部屋にしたい場合、床や壁紙は白に、テーブルや椅子はナチュラルな明るい茶色にします。そしてアクセントとして観葉植物や小物などでグリーンやイエローなどを取り入れます。
統一感を出そうとすると、どうしてもよく見るような色の組み合わせになってしまったり、使用する色味が少ないためシンプルになりすぎることもあります。しかし個性を出そうとしてベース、アソートカラーに特徴のありすぎる色や柄を持ってくると、それらが印象に残りすぎてしまいその他のインテリアをコーディネートするのが非常に難しくなってしまいます。落ち着いた色味のものでも、素材を変えるだけでおしゃれに見えます。同じ白でも壁紙や床材の質感やカーペットの手触りなど、様々な素材を組み合わせることで統一感を保ちつつおしゃれに見せることができます。
といっても、やはり他にはない個性を出したいという人もいるでしょう。統一感のある中で自分の家だけの個性を出すためには、アクセントカラーを利用してワンポイントを入れることをオススメします。アクセントカラーだけであれば使用する面積も狭く、ワンポイントということで小物などを使って簡単に部屋の印象を変えられるのでインテリアに飽きてしまった時でもすぐに気分転換をすることが可能です。