部屋を広く見せることでリラックス効果が得られる!

多くの人が広い部屋でゆったりと過ごしたいと感じていると思います。しかしマイホームを建てる際に土地の広さや予算の問題で広い部屋を取れなかったという人も多いでしょう。家に帰った時に落ち着くような、リラックスできる空間を作るために、仮に狭い部屋であっても少しの工夫で広く感じることができます。
ポイントとしてまず物は多すぎないことが重要です。物が増えれば当然その分部屋は狭くなります。また物で溢れている部屋を見ていると視覚情報が多く、それだけで疲れてしまい落ち着くことがありません。特に大きな家具は勢いで購入してしまった場合、不要になった際に簡単に処分することができません。何かを購入する際は、本当に必要なのか、部屋に置いたときにしっくりくるかどうかをよく考えてからするようにします。物が多すぎない部屋を維持するために、ウォークインクローゼットやパントリーなどを有効活用し、小さい物はなるべく見えない場所に収納することも効果的です。
大きな家具はなるべく置かないようにするというのが鉄則ですが、テレビやベッド、ダイニングセットなど絶対に必要となる家具はあります。それらの家具を選ぶ際にはなるべく高さの低いものを選ぶようにしてください。特にチェストやテーブルのようなサイズの大きなアイテムは、高さがあるとそれだけでかなりの圧迫感を与えます。圧迫感があるとなかなか落ち着かずリラックスすることができません。床や壁など空間が多ければ多いほど部屋は広く見えます。家具の高さを低いもので揃えることで圧迫感がなくなり、また統一感も出ます。
また最近頻発している地震などの災害対策としても低い家具をオススメします。背の高い家具が地震などで倒れてきた時、怪我をしてしまうリスクが高まりますし、大きな家具であればあるほどその危険はさらに増します。そのようなリスクを事前に回避しておくことも、家でゆっくりとリラックスできることにつながります。ただし低い家具は小さな子供がいる家庭では注意が必要です。簡単に子供の手が届くためハサミなどの危険なものや誤飲しそうなものを置かない、簡単に扉を開けられないようにベビーガードをつけておくなどの工夫をしておきましょう。広いリビングや高い吹き抜け天井のあるような家ではあまり気にすることは無いのかもしれませんが、狭い空間を少しでもリラックスできるような広い空間に見せたいという場合は、部屋に置く家具にも少しこだわってみてください。